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HIITについて
HIITとは『High intensity interval training』のことで、日本語にすると『高強度インターバルトレーニング』になります。
この言葉からなんとなく何をするのか想像できる人も多いと思いますが、よりわかりやすく解説すると『筋トレのような高強度のトレーニングと短期間の休憩か負荷を落としたトレーニングを交互に行う運動』となります。
ここでポイントなのが高強度のトレーニングとは何かです。
この高強度のトレーニングの目安は『会話をすることすらできないレベルのキツイトレーニング』となります。
高強度のトレーニングは酸素の供給が間に合わないレベルのトレーニングでありエネルギーのほとんどが糖質で賄われるトレーニングとなります。
このように強度の高いトレーニングと休憩か軽い運動をミックスさせることで脂肪燃焼効果やアフターバーン効果を得ることがHIITの目的となります。
ゆるHIITとは何か
このようにちょっとキツイトレーニングに見えてしまうHIITはいわゆる運動不足の人こそ取り入れるべきトレーニングでもあるのです。
というのも、HIITによる体力増強効果や心肺機能増強効果は普段身体を動かしていない人ほど謙虚に現れるのです。
しかし、そういった人はいきなり高強度のトレーニングを取り入れろと言われても難しいでしょう。
そういった人達に推奨されるHIITトレーニングの一つがゆるHIITなのです。
こちらはHIITをしたことがないという人から全く運動をしないという人に推奨されるゆる~いHIITになっていますので、本格的に運動をしないといけないと色んな人達から注意されているけど全く続かないという人や、運動をする時間がもったいないと感じてしまう人にもお勧めされています。
ゆるHIITをやるメリットは?
ゆるHIITをやるメリットはかなり安全に運動習慣を手に入れられることと、健康的な肉体を手に入れやすくなると言うことです。
ゆるHIITは本格的なHIITと比べると比較的簡単ですが、それでもかなりの効果をもたらしてくれます。
また、このHIITは毎日やらなくてもある程度の効果をもたらしてくれるので1週間に3回程度のサイクルでも十分と言われております。
このように時間をある程度確保できるのに効果がある運動というのが最大のメリットなのです。
ゆるHIITなら難易度も低いので今すぐにでも取り入れることができるため、こちらもメリットとなっています。
ゆるHIITの具体的なやり方について
ポイントはどれだけ高強度の運動を自主的に取り入れることができるのかどうかです。
通常のHIITの場合はダンベルやバーベルやトレーニング用のゴムチューブなどを取り入れた本格的なキツイ運動を20秒続けてインターバル期間は軽い運動をするというスタイルになりますが、これは用具を用意するのもちょっと大変ですし運動をほとんどしたことがない人はかなり無茶をすることになるのでお勧めしません。
なので、運動にそこまで慣れていない人は太ももの高さが床と平行になるような『高速もも上げトレーニング』や体幹を比較的簡単に鍛えられる『スライドスクワット』を実行してみましょう。
スライドスクワットは足を開いて立ち、胸の前で腕組みをして背筋を伸ばしたまま椅子に座るイメージで前屈みにならないように意識しながら腰を落として、そこから片方の足がしっかりと伸びるところまで上半身を交互にずらしてください。