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ヘルメットの盗難にも注意

目次

ヘルメットが盗まれる理由

窃盗団は金目のものを今も昔も盗んでいく悪党ですが、バイクにおける窃盗団は他の人達から見るとちょっとした変わり種を盗んでいると話題になっています。
それは『新品ではなく中古に該当するようなヘルメット』です。
この中古ヘルメットが盗まれることが多くなってしまっている最大の理由は『新品よりも中古の方が圧倒的に盗みやすいこと』と『中古の方が確実に売れる』という2点にあります。

窃盗事件の発生件数そのものは警察の努力もあり減ってきているのですが、そのせいもあって窃盗団もリスクがありすぎる新品を扱うお店よりもできるだけ隙がある人の私物を盗むようになってしまったのです。
この『できるだけ隙がある人の私物』がバイクの場合は扱いが雑なヘルメットとなります。
個人のヘルメットは駐車場などでバイクのミラー部分に軽く引っかけただけといった簡単に盗めるような場所に設置していることが多いので狙い目だったのでしょう。

もしもツーリング中盗まれてしまったら

もしツーリングの最中にヘルメットを盗まれてしまったらどうすれば良いのでしょうか。
まず盗難被害が発生してしまった場合はまず警察に通報してください。
ノーヘルでのバイクの運転は『乗車用ヘルメット着用義務違反』に該当してしまうので違反点数1点加点なので要注意です。

警察に直ぐに通報する理由はいくつかありますが、最も大きいのが直ぐに通報した方が犯人特定及び逮捕率がアップするからです。
犯人を特定して直ぐに捕まえることができればそれだけ自分のヘルメットが還ってくる可能性も高いのです。
また、警察に直ぐに通報した場合パトカーでバイク用品店に乗せていってもらえることもありますので、とりあえず直ぐに通報してください。

盗難防止策はあるのか

窃盗団が新品をお店から盗むのが困難になったことから、個人所有のヘルメットを盗むようになってしまったのなら、個人所有のヘルメットを盗まれないようにバイカー達が自分たちでしっかりと管理する必要性がより高まったと言えます。
最も安全なヘルメットの保管方法はトップケースやシート下収納があるバイクならばそこに収納してしまうことです。
ケースがないバイクの場合はヘルメット袋を用意したり外から見えないようにすることでも効果がありますし、ヘルメットロックを用意しておけば盗まれる確率は減ります。
ただし、ヘルメットロックがあっても強引に盗んでいくケースもあるので、監視カメラに写る場所にバイクを設置するといった対応も必要になります。

自力で取り戻す人もいるけどそれは稀

中にはヘルメットを自力で取り戻すことができた人もいますが、基本的に自力で取り戻せるケースは稀です。
こういった窃盗をしている人達は集団で行動している窃盗団ですので、一人で立ち向かう場合は色々とリスクがあります。
中には窃盗されたヘルメットをフリマアプリで偶然見つけて通報したという人もいますが、基本的には盗まれないように立ち回ることが重要になります。